2015年01月12日

仏テロ容疑者ら、特殊部隊並み重武装

犠牲者17人を出した7日から9日にかけてのパリでの連続テロで、最後は2カ所で立てこもり、突入作戦によって射殺された容疑者たちは、特殊部隊の兵士のような重武装だった。だれの資金で、どんな方法で調達したのかは不明だが、容疑者ら自身が「指示」を口にした、イスラム過激派に連なる国際テロ組織との接点が注目される。

 7日に新聞社を襲撃し、逃走の末に9日、パリのシャルル・ドゴール空港近くの工場に立てこもったアルジェリア系のサイド・クアシ(34)と弟のシェリフ(32)両容疑者は、治安部隊に撃たれ、体に手投げ弾を巻き付けた姿で絶命していた。現場には、弾装したロケットランチャー、手投げ弾10個、カラシニコフ自動小銃2丁、オートマチック銃2丁などが残されていた。

 シェリフ容疑者は突入前、仏テレビ局の電話取材に「『イエメンのアルカイダ』から送り込まれた」と話し、資金提供も受けたと発言していた。イエメンに拠点を置くイスラム過激派「アラビア半島のアルカイダ」も、指示を認めた、との報道がある。



Posted by suzuki at 00:00│Comments(0)
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